先述の通り、初期の援助交際の形態は、いわば地域密着型。
各々がグル−プを形成して口コミ情報のみで水面下で行われていました。
しかし携帯電話の普及で未成年でも簡単に所有出来る環境となり、加えてネットの発達拡張も相まって、援助交際の舞台が一気に出会い系サイトへと流れて行きました。
援助交際の相手を求める女性が無料登録出来る出会い系サイトは、援助交際の仲介所として大変便利有益な存在となりました。
マスコミが出会い系サイトを採り上げる度に男性会員は急増の一途を辿り、女性会員は引く手あまたの状況と化しました。
これまでの援助交際は相手を選ぶ事には制限がありましたが、出会い系サイトは金額条件面を含めて、女性側は選び放題。
援助交際を目的とする女性は出会い系サイトで単なる出会いを求める素人女性とは一線を画し、速攻でアポを取りつけて相手と出会い、一気に援助交際を行うのです。
しかしサイトの人気が高まる中、プロが参入するようになって来ました。
いわゆるホテトルやデ−トクラブが客取りのツ−ルとして出会い系サイトを利用し始めたのです。
ここに至って出会い系サイトは非常に混沌とした世界空間と化してしまったのです。
誰が素人で、誰が援助交際目的で、誰がプロの風俗女性なのか、一見では判別出来ない状況となってしまったのです。
さらに出会い系サイト絡みの様々な事件も問題となり、特に女性側からすれば不安要素も大きくなってしまいました。
リアル店舗系と違い、実際出会ってみないと相手の男性がどんな人物なのかを確認出来ない点は、女性側にとってはリスキ−です。
そして施行された出会い系サイト規制法により、18歳未満は身分証明証の提示が義務付けれられ、建前上の利用禁止となりました。
援助交際の少女達はこれが引き金で、規制法適用外の神待ちサイトへと流出して行きました。
神待ちサイトとは、サイトの表向きの主旨は「家出や他事情で食事代も宿泊先にも窮している女性を助ける目的のサイト」ですが、そんな彼女達は堂々と混在して援助交際を行っています。
あと、実際に援助交際を行っている18歳未満の少女は、巷の噂程多くはありません。
しかしこの「少女達」に惹かれて男性が集まる傾向が顕著なようですネ。
主に関西地区を中心に登場した形式です。
表向き喫茶店の店内はマジックミラ−で男性席と女性席に仕切られ、男性と女性は店を介さない限り会話は出来ません。
男性は気に入った女性客を見つけると、店側に頼んで2人での会話を許可してもらいます。
そこで女性が外出条件=外出お小遣いの金額を提示します。
折り合いがつけば、そこから2人連れ立って遊びに行けるシステムです。
通常会員制で、女性会員は一切無料なのに対し、男性会員には入会金と毎回の入店金、女性と外出する際に店側にト−クル−ム使用料などを支払わねばならず、これが運営側の利益となっています。
出会い系サイトと出会い系喫茶や先述のセリクラとの大きな相違点。
それは相手の容姿を事前に確認出来る事と、話が合えばその場で即、デ−トに連れ出せる事です。
これが人気を呼び、リアル式出会い系店舗が大流行しました。
男性が女性に支払う外出条件は相場5000円程度。
店側に支払う諸々の金額と合計すると10000円程度の出費が必要です。
外出後の食事や遊びの費用も男性持ちですから、それなりの軍資金は必要です。
セリクラと同じく、出会い系喫茶も会員制を謳っていますが、あくまで女性も男性も単なる客。
店としては一切関知しないスタンスで、外出後の当事者同士の自由恋愛にはノ−タッチです。
中には援助交際を目的の女性も当然居ます。
ここでポイントとしては、出会い系喫茶は店の従業員による接待が無い為、風営法適用対象外である事。
18歳未満でも普通に入店が可能なのです。
もちろんそんな少女達との援助交際は犯罪です。
この出会い系気っさいも近年は各都道府県単位での独自の規制が次々と施行され始めており、一時期程活発な営業は不可となって来ています。

